【看護師転職】面接で聞かれる病院に関する質問と回答例

こんにちは。
ポムです。

面接官
面接官

病院のことについてホームページでみたり、調べてきましたか?

求職者
求職者

あっ、チラッと見たくらいで内容覚えていない。

こんな不安が起きないように、以下に解説をしていきます。


目次

はじめに

はじめに、看護師面接において病院に関する質問に対しての回答は非常に重要なポイントの1つです。病院は看護師が働く場所であり、その病院の理念や方針に合わせて看護師としての役割が求められます。また、病院は患者さんが治療を受ける場所でもありますので、看護師として働くうえで、病院の信頼性や安全性、治療内容について理解する必要があります。

そのため、看護師面接において病院に関する質問は頻繁に出題されます。面接官は、求職者がどのような病院で働きたいと考えているのか、その病院についてどの程度理解しているのかを知りたいと思っています。

病院に関する質問は、病院の理念や方針、サービス内容、患者さんへの対応など、多岐にわたる場合があります。求職者は、面接前にその病院についてしっかりと調べ、自分自身の志向性やスキルに合った病院で働くために、病院に関する質問に答えられるよう準備をしておく必要があります。

病院の理念や特徴に関する質問

看護師面接において、病院の理念や特徴に関する質問は頻繁に行われます。この質問には、病院の方針や価値観を理解し、それに共感するかどうかを見極めるという意図があります。そのため、質問に対して十分な準備が必要です。以下によく聞かれる質問と回答例について解説していきます。

面接官
面接官

①当院の理念について教えてください。
②当院が大切にしている価値観は何だと思いますか?
③当院の特徴としては何が印象的でしたか?

私は、貴院の患者中心主義の理念に共感しています。私は、患者様の立場になって考え、最適なケアを提供することがとても重要だと考えています。また、貴院は地域に根差した病院であり、地域の方々に愛される病院を目指していることが印象的でした。私も地域の方々に寄り添った看護を行い、地域社会に貢献したいという想いがあります。

当院の理念や特徴についてはあまり調べていませんでしたが、看護師としての経験を積むためにこちらの病院を志望しました。

良い回答例は、自身の志望動機と病院の理念や特徴を結びつけて説明しており、病院の理念に共感しているという点を具体的に述べ、また、地域に根ざした病院であるという点にも言及しているため、病院の理念や特徴について十分に調べ、理解していることが伺えます。

一方、悪い回答例は、病院の理念や特徴についてあまり調べていないという回答になってしまっており、病院への理解が不足している印象があります。病院の理念や特徴は、病院がどのような価値観を持ち、どのようなサービスを提供しているかを示すものであり、病院への志望動機を述べる上でも非常に重要なポイントです。よって、事前に病院の理念や特徴を調べ、深く理解しておくことが大切です。

以上のように、病院の理念や特徴に関する質問に対しては、病院の方針や価値観を正確に理解し、それに沿って、自分自身の考えをかけ合わせた具体的な回答を用意することが大切です。

志望動機に関する質問

病院への志望動機について質問されることは、看護師の面接で非常に一般的なことです。病院側が求める人物像に合致しているかを確認するために、採用担当者がこの質問をすることがあります。以下にこの質問に対する回答例を紹介していきます。

面接官
面接官

当院への志望動機をお聞かせください。

私は看護師として患者さんの健康を支援し、よりよい医療を提供することができるようになりたいと思い、貴院に応募しました。貴院は地域の方々に愛される病院であり、患者さんを中心に置いた看護を実践されているということで、私の志望先としてぴったりだと思いました。また、貴院で働く看護師さんたちは、優秀でチームワークも素晴らしく、そうした方々から多くを学びたいと思いました。

正直に言うと、この病院にはどうしても就職したい理由はありませんが、他の病院には応募したくなかったので、こちらに応募しました。

良い回答例の方は、自身の目的意識や志望動機を明確に述べ、病院の特徴や魅力について説明し、なぜこの病院を選んだのかを説明しています。また、自身が病院で働くことで得られると思われるものについても述べており、自己成長や学びの意欲を表しています。

一方、悪い回答例は、志望動機が全くなく、ただ他の病院には応募したくなかったために、この病院に応募したと言っています。このような回答は、面接官に対して真剣に取り組んでいるという印象を与えませんし、病院に対する興味も示されていないため不適切です。

病院への志望動機に関しては、自己分析や病院の特徴についてしっかりと調べ、自分自身がその病院で働くことに意義や価値を見出し、それを表現することが重要です。また、志望動機だけでなく、自己PRや職務経歴書に書いた内容と整理し、一貫性のある回答をすることが求められます。

希望する配属先や職場環境に関する質問

看護師の面接でよく聞かれる質問の1つに、「希望する配属先や職場環境に関する質問」というものがあります。この質問は、病院側が看護師に適した職場環境を提供するために、配属先の希望や適性を把握するために行われます。

この質問に対する回答としては、まずは自分自身がどのような職場環境が合うのかを考えることが大切です。そのうえで、病院の特徴や病棟の特徴、職場の雰囲気などを調べ、自分が働きたいと思える場所を見つけることが大切です。また、具体的な希望があればそれも伝えることが望ましいでしょう。

質問内容は以下のようなものがあります。
・希望する配属先はありますか?
・希望しない配属先で勤務することになったらどうしますか?

具体的な回答例を出して、解説していきます。

希望する配属先はありますか

「希望の配属先はありますか?」という質問に対して、良い回答例としては、希望する配属先を明確に示しつつも、病院全体のニーズや職場環境に合わせて柔軟に対応できる姿勢を示すことが重要です。一方、悪い回答例としては、希望する配属先以外の場所には行きたくないという態度を示す回答が挙げられます。

面接官
面接官

希望する配属先はありますか?

「私は〇〇科に興味があり、そちらで働きたいと考えていますが、病院のニーズや職場環境に応じて柔軟に対応することができます。

〇〇科で働きたいと思っています。それ以外の場所には行きたくありません

良い回答例と悪い回答例の違いは、病院に対する理解度や柔軟性にあります。良い回答例では、自分自身の希望に加えて、病院全体のニーズや職場環境を理解しており、それに合わせた柔軟な対応ができる姿勢を示しています。

一方、悪い回答例では、自分の希望が優先される態度を示しており、病院全体のニーズや職場環境を無視した考え方となってしまいます。

このように、自分自身の適性や希望に合わせて病院の特徴や職場環境について調べ、具体的な回答を準備することが大切です。

希望しない配属先で勤務することになったらどうしますか?

「希望しない配属先で勤務することになったらどうしますか?」は、看護師の面接でよく聞かれる質問のひとつです。適切な回答としては、その場合でも前向きに取り組んでいく姿勢を示すことが重要です。例えば、その配属先での新しい経験や学びがあると考え、積極的に取り組んでいく意欲や、同僚とのコミュニケーションを大切にする姿勢などをアピールすることが望ましいです。また、自分自身が絶対に無理だと判断する場合には、他の配属先への希望を伝え、その理由を明確に説明することが大切です。

面接官
面接官

希望しない配属先で勤務することになったらどうしますか?

もちろん、希望の配属先で勤務したいと思っていますが、どの配属先でも、その場に適応し最大限の努力を尽くすつもりです。もし、希望しない配属先で勤務することになった場合は、その環境に合わせた対策を考えて、チームメンバーや上司と協力しながら働くことができるように努めます。

希望しない配属先で勤務することは嫌だと思いますし、できれば避けたいです。私はそれが合わないと感じる場合は、辞めて別の場所で働くことも考えます。

良い回答例では、希望しない配属先で働くことに対するポジティブな姿勢が示されています。自分の能力を最大限に発揮し、困難な状況でもチームワークを重視して対処しようとする態度がアピールされています。一方、悪い回答例では、配属先についての否定的な態度が示されており、問題が発生した場合に対処するための積極的な態度が欠けています。

この質問では、希望しない配属先での勤務が発生した場合でも、その環境に適応し最善を尽くすことが求められています。また、自己管理能力やチームワーク能力も重視されます。

この質問では、希望しない配属先での勤務が発生した場合でも、その環境に適応し最善を尽くすことが求められています。また、自己管理能力やチームワーク能力も重視されます。

まとめ

看護師の面接で病院に関する質問が出題されることはよくあります。特に、自己分析や病院の特徴に関する質問や、配属先に関する質問はよく聞かれます。

良い回答例としては、自己分析をしっかりと行い、自分自身がその病院で働くことに意義や価値を見出し、それを表現することが大切です。また、希望の配属先についてはある程度は示すが、職場のニーズに合わせて柔軟に対応する姿勢が好ましいです。

一方で、悪い回答例としては、単に給料が高いからや、知り合いが勤めているからなど、表面的な理由を挙げることは避けるべきです。自己PRや職務経歴書に書いた内容と整合性がない回答も避けるべきです。病院に対して誠実さや熱意を持って、しっかりとした自己分析を行い、相手に伝えることが求められます。


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